ドライバーがスライスする8個の原因とその対策

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ドライバーがスライスする悩みは初心者から中級者まで幅広くある悩みです。
普通に振っても毎回スライスする、あるシチュエーションだけスライスするなどありますが、まずは原因を突き止めて、ひとつずつ対策していけば真っすぐ打てるようになります。

1.ドライバーにスライスの原因がある場合

かんたろうも試打会に行き、練習場でドライバーを打たせてもらうと、ボールが上がらずにスライスするドライバーが多いです。
大手メーカーのかっこいいドライバーでもボールが上がらないので、がっかりすることがあります。まだこのドライバーは無理だなと思って肩を落として帰ってきます。
そんなかんたろうでもしっかりボールが上がり、いい弾道で打てるドライバーもあるのですから、ドライバーの合う、合わないはすごくあって、とても大事なことだと思います。

いまスライスしている原因がドライバーにあるのだったら、ドライバーまるごと、あるいはヘッドかシャフトを換えることによって劇的にスライスが無くなることもあります。

まずクラブが原因でスライスしている場合を上げてみます。

1-1.シャフトが固すぎる

自分のヘッドスピードに対してシャフトが固すぎると、ボールが右に出やすくなります。特にアスリート系のシャフトで、Sだとヘッドスピード40ほどだとボールが上がりません。
Sシャフトがスタンダードっぽくなっているし、試打会場で見栄で「Sで!」とか言ってみますが、固いとやっぱりスライスします。

アベレージゴルファー向けのSシャフトの画像

アベレージゴルファー向けのシャフトのSはよく打てます。写真はXR16の標準シャフトSのものです。
SR、Rなどの柔らかいシャフトのほうがしなり戻って捕まりがよくなるのでスライスが減ります。シャフトを試打して選び直してみましょう。

1-2.フックフェースでない

初心者向きのドライバーはシャフトの挿し方がフックフェースになっています。
予め少しだけフェースが閉じているような感じです。
このほうがかんたろうも打ちやすいです。
スライスしやすい人が上級者向けのスライスしやすいフェースのドライバーを使うよりは、フックフェースのドライバーを選んだほうがいいです。
フックフェースかどうかはゴルフドゥのクラブの方向性のところを見ると目安になります。

1-3.重心距離が長い

ドライバーの重心距離の画像

ドライバーのヘッドが大型化してきて、重心距離と呼ばれる軸からフェースの芯までの距離が長くなっています。この距離が長いとフェースが返りにくくなるため、スライスが出やすくなります。ただ最新のクラブでは重心距離を中程度にして、つかまりを良くする工夫がされているみたいです。

1-4.重心深度が浅い

ドライバーの重心深度の画像

重心深度とは、フェースからヘッドの重心位置までの距離のことを言います。
重心位置が後ろにあるほど、ヘッドの軌道が安定してインパクトでのミスヒットに強くなります。
当たり損ねてフェースが開いてしまうことが少なくなるので、結果としてスライスのミスが少なくなります。
低スピンで飛ばす上級者向けのものは重心深度が浅いですから、スライサーにはオススメしません。

1-5.ライ角がフラット過ぎる

ライ角とは地面とシャフトの角度のことでアイアンで重視される角度です。ドライバーにはあまり関係ないとも言われます。ただかんたろうはロフト可変式のドライバーで打ったときに、その違いを確かに感じるので重要だと思っています。
ドライバーではシャフトが長いので、ソールを正しく地面と平行にしてアドレスすると、グリップが胸の位置にまで高く来て構えられません。
ドライバーのヘッドをポンと置いたときに自然とちょうどいいヘッドの向きになるように作られているので、この状態でグリップしやすいライ角のものがいいと思います。

ドライバーのヘッドの見え方の画像

ライ角だけの問題よりも、身長やアドレスの腕の角度、ヘッドの重さとも関係がある気がします。
構えてちょうどよくつり合いの取れたときに、ヘッドの向こう側が上がっているように見えると、スライスになりにくそうな見栄えに感じます。ライ角のあるドライバーほどそう感じます。

2.スイングにスライスの原因がある場合

スイングに原因がある場合も見ていきましょう。初心者ゴルファーの多くはこちらにも原因があります。

2-1.インパクトで左肩が上がる

かんたろうは距離が必要そうな打ちおろしのホールで、右OBへ入ってしまうスライスが良く出ます。
どうやらこういうホールでは左肩が上がっているみたいです。
インパクトで左肩が上がるとフェースが開き、左肩が下がるとフェースが閉じます。

左肩の高さとフェースの向きの画像

ドライバーでインパクトの形をとって、左肩を上げ下げしてみてください。フェースの向きが変わるのがよくわかります。
打ちおろしのホールでは飛球線の先に目標がないので、いつもよりも上側に目線が行ってしまっているようです。そのため左肩が上がりやすく、フェースも開いてしまいます。左肩が上がらないように意識してスイングします。

2-2.打ち急ぎ

打ち急ぎの画像

ここぞというホールでスライスが出るのは打ち急ぎが原因です。
飛ばそうとして手よりも体がさきに突っ込んでしまうと、フェースが閉じ切らずにインパクトをむかえてスライスします。
手と体の関係性が切れてしまっているから起こるのだと思います。これを直すには体と腕がシンクロしたスイングになるような根本的な改善が必要です。

2-3.オープンフェイス

オープンフェイスになってしまう原因はグリップの握り方と左手首の折れ方にあります。

テークバックでのフェースの向きの画像

テークバックでシャフトが地面と平行になったときに、フェースが空を向いていればオープンフェイス、地面を向けばクローズフェイスです。ちょうどいいのは前傾姿勢の角度と同じくらいになる角度です。
まずはここをチェックポイントにしてグリップの仕方とテークバックの上げ方を修正します。

まとめ

ドライバーがスライスしてしまう原因と対策をまとめました。ひとつずつチェックして、何がスライスを引き起こしているのか調べてみましょう。すべてクリアすればスライスは直っているはずです。

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