千葉県の東急セブンハンドレッドクラブ西コースで開催された富士通レディースでテレサ・ルー選手が優勝しました。
かんたろうはテレサ・ルー選手のスイングを生で見てから、女子プロの中では一番シンプルでアマチュアが真似られれば一番理想なスイングだと勝手に思っています。
なかなか真似はできませんが、テレサ・ルー選手のスイングに迫ってみましょう。
テレサ・ルーのスイングはアマチュアが真似られれば一番理想
動画を探したのですが、公式に発表されていてよいものがなかなか無いので、こちらの動画がまずまずよいです。
出典:https://movie.golfdigest.co.jp/video?id=5613757647001
テレサ・ルー選手のスイングのシンプルさはとくに練習場での脱力感を見ているとわかります。女子プロはみんな「こんなに軽く打つのか!」と思わせてくれますが、テレサ・ルー選手の脱力感はそのなかでも群を抜いています。
無駄な動きとかクセとかがいっさいない感じに見てとれます。
ただこれは動画を見ていても正直ピンとこないので、生で見ないとなかなかわからない感覚かもしれません。
流行りのスイングではない
流行りの韓国のベタ足スイングともまた違うけれど、一番シンプルでタイミングが取りやすいように見えます。体と腕を振るタイミングというか、それが同時なんですよね。腕が先とか、体が先とかあると思いますが、テレサ・ルー選手は同時です。だからアマチュアでもタイミングが取りやすいと思うのです。
力感がないのに飛ぶ
力感がないから飛ばないかというと決してそうではなく、富士通レディースの5番ホールのディスタンス測定では1日目は262ヤードで2位、2日目は273ヤードで1位、3日目は270ヤードで1位、3日間の平均でも268.33ヤードで1位でした。腕の振りと体重の移し方がシンクロしていて、無駄がないので飛ぶのだと思います。
出典:LPGA https://www.lpga.or.jp/tournament/stats/20171270/9?sort=d_dis_1
テレサ・ルーの使用クラブ
そうなってくると気になるのはテレサ・ルー選手の使用クラブです。契約はクラブもボールもキャロウェイで、ドライバーはエピックスターを使用しています。テレビ中継でも緑色のヘッドカバーが目立っていますよね。
- ドライバー:キャロウェイゴルフ GBB エピック スター ドライバー (9.5度)/ 藤倉ゴム工業 モトーレ スピーダー 661 (S、46インチ)
- FW&UT:キャロウェイゴルフ GBB エピック サブゼロ フェアウェイウッド(3番15度) 、キャロウェイゴルフ レガシーブラック ユーティリティ(2013年) (3番20度、4番23度)
- アイアン:キャロウェイゴルフ APEX PRO アイアン(2014年) (5番~P)
- ウェッジ:キャロウェイゴルフ MACK DADDY FORGED(50度、54度、58度)
テレサ・ルーのFacebook
テレサ・ルー選手は昨年12月に結婚したばかり。お相手は日本と台湾のハーフの男性で、6歳年上だそう。台湾大手建材メーカーの創業者の孫だそうで、自身も経営者だそうです。Facebookにもお2人の写真が挙げられています。
まとめ
テレサ・ルー選手のスイングの秘密を追ってみました。
なかなか動画では伝わりにくい力感やタイミングのことなので、できれば生で、そして練習場でスイングを観察してみましょう。