妻のゴルフデビューの日が決まってから2ヶ月弱の間、どうしたら夫婦2人でのラウンドが成功するのか、いろいろと調べて準備をしてきました。
その甲斐があって、無事にラウンドが終了したのでレビューしてみます。
初めて夫婦でゴルフに行く前の準備と心得とゴルフ初めての妻をショートコースに連れて行った結果の続きの記事です。
1.妻を初めてゴルフに連れて行った結果
朝の7時台は値段が安かったので、7時45分INスタートを予約したかんたろうです。
低血圧で朝はめっきり弱い妻を引き連れてゴルフ場へ到着。
寝ぼけ眼の妻にも練習球を20球くらい打たせました。一応、ボールには当たりそうだということを確認してから、パター練習へ。こちらもどうにかなりそうです。さあラウンドスタートです。
1-1.まさかの前後の組とも夫婦2バッグだった
初ラウンドの妻なので、できれば前後の組は4バッグで、時間のかかる組ならいいなあと思っていました。ところが前後とも夫婦の2バッグという予想外のスタートに少し朝から焦りました。
雰囲気から見て慣れた年配のご夫婦だったので、これはスピード重視になると判断しました。
9番のロングホールで、折り返しになる隣のホールと合わせて数えてみたのですが、なんと8組連続でカップルの2バッグでした。3連休の中日だったのですが、ここまで2サムが多いとはびっくりしました。同じ考えの人が多いんだなあと実感した瞬間でした。
1-2.妻の初スコアは155
妻の初スコアは155でした。女性の初ラウンドの平均は150から160くらいだそうなので、合格点といっていいかもしれません。
ただ今回は空振りはノーカウント、「いまのナシで!」となかったことにしました。
あとこれは打てないだろうと思える場所では、打ちやすい所から打たせるおまけ付きでのスコアですからスコアとも言えないのですが。
1-3.妻からの感想
妻の感想はというと「打ちっぱなしよりは楽しい!」「もっと地獄を想像していたけれど、思ったより楽」だったそうです。
ドライバーが当たることもあり、カートにも乗れたので本人もよかったみたいです。
200は打たなかったのでけっこう満足している様子。
あとはそこまで本気で打ちっ放しで練習していないので、「あんなに練習したのにこの結果・・・」という残念感がなかったのも逆によかったようです。
2.妻とラウンドしてみて
まあゴルフを1ラウンドしたからと言って妻との関係性は普段と変わりません。
最低限の目標だった「もうゴルフには行きたくない」とは思わせないこと、はクリアできたのかなと思います。
後から思うとこれが大事なのかなと思いました。ゴルフをはじめた初期に嫌な思いをさせてしまうともう行きたくなくたってしまうものです。1回目からいいスコアなど出る訳がないのですから、嫌な思いをさせないことがゴルフを続けさせるのに必要なのかなと思いました。
2-1.進行は常にチェックした
前後の組との時間の差を常に気にして、プレーのスピードを上げることには気をつけていました。普段はじっくりグリーンを読むかんたろうもそこそこで打ってしまいます。
急ぎ足でラウンドしているので「もっとゆっくり打てないの?」とは聞いてきましたが、早くプレーするのもゴルフのうちだと理解してもらうよう説明しました。
2-2.かんたろうのスコアは散々
かんたろうのスコアはここ数年のワースト記録でした。
もっといいスコアが出ると思っていました。
たまに人の面倒を見ながら好スコアで上がる人の話を聞きますが、すごいことなんだなと思いました。
妻には「私とあんまり変わらない気がする」と言われました(苦笑)。でも、これくらいのほうが妻も夫を抜けるかもと、後々のモチベーションも上がるのかなと思いました。
3.ゴルフ場で妻と楽しくゴルフする心構え
今回のラウンド中に心がけたのは次のとおりです。
- 楽しませる心構えで
- まあまあのショットは褒める
- きつい言葉はかけない
を心がけました。
プレー面では
- 空振りは数えない
- スイングについてはほぼアドバイスしない
- 打ちやすい所から打たせる(後続組の様子で)
ことにしました。
ルールには固く縛られずに、ラウンドは面白いものなのだなと思ってもらうことに注力してみました。
妻にここまで気を使うというのもどうなんだろうと正直思いますが、はじめての舞台なのですから、これくらいしてあげてもいいのかなと思います。
自分自身の初ラウンドのときを思い返してみても、いっぱいいっぱいだったと思うし、そのときに面倒を見てくれた人がいたはずです。面白くなってきたのは100を切れるかどうかを体験してからのような気がします。
まずは喧嘩せず、上から物言いせず、ゴルフは嫌なものではないんだなと思わせることが重要と思いました。
4.ラウンド前に伝えたい男性目線で忘れがちなこと
女性をラウンドに連れて行くときに、これだけは説明しておいてあげないといけないのは日焼け、暑さ、寒さ対策です。男性目線では気がつかないこともあるので、ピックアップしておきます。
日焼け対策
男性ではそれほど気にしない日焼けも女性にとっては大敵です。日焼けしにくい服装や帽子、日焼け止めについて、分かる範囲で教えてあげないといけません。
- アンダーウェア(日焼け防止用)
- 日焼け止め
- サンバイザー、帽子
5時間くらいは屋外の日影のないところに居ること、首も日に焼けることなども予め伝えておきます。
暑さ、寒さ対策
一度スタートしてしまうと、途中で止められないのがゴルフですから、特に暑さ寒さ対策の準備をしていく必要があります。
山の気候は思ったよりも寒く風が吹くと体感気温も下がりますから、中に着られるものを用意しておきます。
貼るカイロ、貼らないカイロ、保温のできる水筒も用意しておいてもいいと思います。
スコアカウンター
はじめのころはよく使ったけれど、いまでは眠っているスコアカウンターも妻にはとっても役に立ちました。10打以上打つとホールアウト後に数えるのはけっこう忘れてしまっているのでカチカチさせるといいです。
オシャレ
「女性は格好から」とはよく言ったもので、いいゴルフクラブや素敵なゴルフウェアを買ってあげるとがぜんやる気がでるようです。珍しい取り寄せもできるのがフェアウェイゴルフなのですが、そのレディース店もあって、国内では見かけないものも取り扱っています。
他の夫婦組を観察してみて
今回は夫婦でゴルフの記事ですので、どんな夫婦がラウンドしているか、食事のときに周りのカップルを観察してみました。
まだ若くて未婚のカップルかなと思えたのは1組。かんたろうたちと同世代と思われる夫婦が1組。あとは年配のご夫婦ばかりでした。1組は愛人かなと思われるカップルでした。愛人か夫婦かを見分けるのは「いただきます」を言う時に分かることが多いです。長年連れ添った夫婦ならその言い方をしないだろうというカワイイいただきますを愛人の女性は言います。これがゴルフ場で愛人を見分ける方法です。結婚指輪はラウンド中は外す人もいて参考になりません。
次を誘うタイミング
月一くらいで夫婦のゴルフが出来れば理想のような気がしますが、暑すぎるとき、寒すぎるときは女性にはNGのような気がします、男性でも気が滅入りますよね。
また数回練習に行ってみて、次を誘うタイミングを見計らおうかと思います。ただ妻は練習場よりも本ラウンドのほうが楽しいようです。
まとめ
妻のゴルフデビューについてまとめました。これからご夫婦でラウンドされる方にとって少しでも参考になればと思います。周りに迷惑をかけないようにすることを教える、妻を楽しませる、そのために自分も楽しむ、このあたりが妻とのラウンドを楽しむコツだと思います。
この記事は初めて夫婦でゴルフに行く前の準備と心得とゴルフ初めての妻をショートコースに連れて行った結果の続きの記事です。