よくゴルフ場でご夫婦で2サムでラウンドしている組を見かけますよね。
でも多くの場合は、ご婦人はゴルフにまったく興味がなかったりして、一緒にラインドしている夫婦って少数派なのかなと思っています。
かんたろうは結婚19年ですが、今度はじめて妻をラウンドに連れて行く予定です。
それまでの準備について書いてみようと思います。
1.夫婦でゴルフってどうなのでしょうか?
かんたろうはいままで「夫婦+かんたろう」という3人の組み合わせで3回ラウンドしたことがあります。1回目はおじ夫婦、2回目は友人夫婦、3回目はその日はじめて会った夫婦です。
基本的にゴルフを一緒に回る夫婦は仲がいいです。
2サムで回っている夫婦(と思われる)を見ていると、なんだかうらやましくていいなと思っていました。
なぜ今回妻とラウンドすることになったかは省略させていただきますが、どんな準備が必要でどんな心得がいるのかをまとめたいと思います。
2-1.夫がハマり、妻が怒るパターン
ゴルフって大概、旦那がはまり、それを理解している妻(または怒っている、諦めている、隠している)という構図が多いように思います。ゴルフにはまっても、文句を言われないだけの稼ぎが必要なのかなと思ったり・・・、まあそこは夫婦それぞれですよね。
旦那だけで1日に1万円以上使ってしまう遊びだけに奥さまに理解してもらうことも重要です。
2.夫婦で初ラウンドのときゴルフ場予約で気をつけたいこと
2-1.ゴルフ場の値段
まず予約時にどのゴルフ場を選ぶかは大切なポイントになります。
いきなり高級なところだと、妻側の無駄遣い感が強いと思うので、「キレイだけどお値打ち価格」のゴルフ場を選ぶようにします。
ちょっと遠くても2人で16,000円とかなら「2人で行っても高いところの1人分だよ」というフレーズが納得してもらいやすいです。
2-1.2サム保証を選ぶ
そして、必ず2サム保証を選ぶようにします。
妻がはじめてのラウンドでは同伴者や他の組に迷惑を掛けられないので、2サム保証にしてもらえるようにします。それでも時間的には慣れた4人の組と同じくらいだと思うので、時間がかかりそうなときは、ボールを打たないで進ませるワープも考えておきます。
2-3.キレイ&お風呂&食事のよいゴルフ場を選ぶ
できればクラブハウスがキレイで温泉、あるいはお風呂がキレイ、そして食事がおいしいというゴルフ場を選びたいです。ゴルフ以外の女性から見たポイントの高い所がいいですね。
行く女性の価値観にもよるのですが、例えば河川敷ゴルフ場でトイレも簡易のものとかだと、「お金を出して、このトイレ?」とか思って、次がないのではと思ってしまいます。
2-4.雨の日は迷わずキャンセル
雨の日は迷わずキャンセルです。雨の降り方にもよりますが、雨の日のプレーは慣れた男性でも辛いものです。
長時間外で濡れていると、体調も崩します。初めてのラウンドでは暑くもなく寒くもなく、ゴルフに集中できる日を選ぶべきです。
3.ラウンドするまでの準備
ゴルフを長くしているみなさんならアタリとハズレを繰り返しながら、いろいろなクラブ、ゴルフウェア、シューズ、グッズを買い揃えてきたでしょう。妻がラウンドをスタートさせるとなると、いっきにこれらのほとんどを購入してあげなくてはならず、その準備に時間がかかります。
3-1.クラブ
まずクラブです。
近くの中古クラブ店で1本500円のレディースSWとPWを購入しました。一応ミズノのクラブです。
まずそれで練習場にて、練習させ、飛ぶのが分かってから、だんだんと買い揃えました。いきなりフルセットを購入しても「やっぱり行かない」みたいなことのムダを避けるため、まずは様子見からはじめました。
都心の中古ショップに行くとけっこう女性用のクラブのセットが売っているのですが、地方の中古ショップにはそもそも女性用のクラブ自体が少ないです。ネットの中古ショップも上手に活用しましょう。
3-2.ゴルフウェア
ゴルフウェアも背丈が似た夫婦、服の趣味の近い夫婦なら、そのまま使えるのではと妻が言うのですが、やっぱり男性ものを女性が着ても何かおかしいです。夫の着たものを着たくないと言う奥さまの方が普通でしょう。
ここはよいレディースゴルフウェアを新調させました。試着にも付き合って「似合っている」と褒めることも後々に効いてきます。
3-3.ゴルフシューズ
大事なのがゴルフシューズです。ここもケチらないほうがいいです。クラブより大事な気がします。ゴルフシューズの安いものだと、どこかが当たったり、歩くと痛かったりで18ホールラウンドするのが嫌になってしまうので、できるだけソールの柔らかいものを選びます。
ミズノのNEXLITE 004 Boa レディースがオススメです。
3-4.その他のゴルフグッズ
ボール、ティーなどは夫の余り物を流用しましょう。
流用できないのはゴルフグローブです。女性物はだいたい両手のものなのですが、はじめてなのでサイズが分かっていませんから、できるだけ試して購入したいです。うちは小さめを買ってしまいました。
4.夫の心得
夫側で注意しなければならないことは、次のようなことです。ラウンドしている女性側から夫に向けて言われることを聞いたことからまとめました。
- ラウンド中にもスイングの指導がしつこい
- 言葉がきつい
- 励ましがない
- そのくせ自分は下手
こんな感じだと妻も嫌になりますよね。同伴者がいつもの男性ならば、そんなこともしないのですが、妻だとついつい家にいる延長で言葉を発してしまいそうです。
ゴルフをする女性で旦那様と回りたくないと言う女性のほとんどは、旦那様の口の悪さが原因と言います。家でも怒られて、ゴルフ場でも怒られるなんて、一緒にゴルフをしても疲れてしまうだけですよね。
「もうあなたとはゴルフを一緒にしたくない」と言われてしまわないように気をつけましょう。
「はじめてで分からないことも多かったけど、楽しかったからもう一度来たいな」というように妻に思ってもらえれば合格と言えるでしょう。
4-1.妻のナビゲーターに
初めてのラウンドでは自分のベストスコアは望まずに、妻のナビゲーター役になるべきです。とはいえ自分のプレーに手抜きで、気を使われ過ぎても妻もつまらないので、自分は自分でベストプレーをしましょう。
よく初めての人は「走れ」とか言われます。年齢によると思うのですが、男性でも一日中ゴルフ場で走るとぐったり疲れます。なるべくうまくカートを誘導してあげて、ある程度飛んだらカートに乗せましょう。
- ほんとに厳しければハーフでリタイアもあることを伝えておく(妻も心が楽になります)
- 後半はカートに乗っているだけもあり
- 1つのボールを旦那と交互に打つゲームにする
など、ゴルフ本来のルールに縛られず、妻が嫌な思いをしないことが大切です。
女性がゴルフを脱落してしまうのは「打てないから遅い→同組、他組からの早くしろというプレッシャー→嫌になる」というパターンが多いです。こうならないように配慮します。
5.妻の心得
もしこの記事を奥さまが見ているのなら次の点に注意しましょう。
- ゴルフ場では夫の言うことを素直に聞く(理不尽なこと以外)
- なぜ夫が妻を誘ったか考えること
- 楽しもうとする姿勢が大切
- 夫のよいところを見つけて「すごいね」と言う
夫婦の共通の趣味を持つことなどが目的でしょうから、プレーの奥にある夫の気づかいに気づくようにしましょう。
ゴルフ場に一日いてラウンドすると、良くも悪くもその人が改めて見えてきます。惚れ直すことも、軽蔑することもあるかもしれません。ただ、男性側の本来の目的に沿ってゴルフを一緒に楽しんであげましょう。楽しく1日過ごすことがきっと本来の目的のはずです。
まとめ
夫婦ではじめてのゴルフ場をラウンドする前準備と心得についてまとめました。
次回は妻とラウンドしてこの続きを書きたいと思います。
どんなラウンドになるのか楽しみです。
追記:
ゴルフ初めての妻をショートコースに連れて行った結果と初めて妻をゴルフラウンドに連れて行くときに気をつけたことに続きがあります。