最近、雨の日はゴルフをキャンセルしてしまうかんたろうですが、先日はコンペのため久しぶりに雨のなかのゴルフに出かけました。
前日の大雨からバンカーには水が溜まり、かっちり締まった砂でした。
そこで久しぶりにバンカーショットをしたら見事にミスしたので雨の日、または前日が雨だった日のバンカーショットのコツを調べてみました。
雨の日のバンカーショットで出やすいミスは?
雨の日のバンカーショットで出やすいミスは次の通りです。
- 上手く打てても思ったほど飛ばない
- エクスプロージョンにならずにボールが上がらない
- 深く入るとボールがまったく飛ばない
砂が水によって締まっていて、思ったほどボールが飛ばないというのが大体のミスではないでしょうか。
かんたろうも普段のバンカーショットのうち、ボールを上げるタイプの打ち方で、ふわっと上げたい感じでフェースを開いて打ちにいきました。その結果、だいぶ手前から入ったのでフェースが砂に負けてぜんぜんボールが飛ばないミスになりました。そもそもこの打ち方を選んだジャッジミスと打ち方のミスと二つのミスが重なっていると思います。
雨の日のバンカーショットのコツ
そういえばあまり雨の日にバンカーショットをしたことがなかったと思うので、どんなバンカーショットがいいか調べてみました。いくつかレッスンを見た中でもこの動画が一番分かりやすく、理にかなっていると感じましたので共有します。
何割か強めに打つ
砂が重く締まっている分、晴れている日と同じ力感で打ってもボールが同じには飛びません。何割増しかは感覚になってしまいますが、晴れている日の1.5倍から2倍くらいの力感、早さでなくて体の大幹の力感も含めてそれくらいでいいのかなと感じます。
フェースは開かない
晴れの日のバンカーショットでするようなフェースを開いて打つというのは雨の日では行わないほうがいいです。高いあごの近くでどうしても上に上げるというシチュエーションならともかく、雨の日のバンカーショットではフェースを開きません。もともとある56°とかのロフト角を使ってボールを上げます。
ボールのそばを打つ、深く打ち過ぎない
ボールの数センチ後ろからエクスプロージョンをするように打つと、バンスが砂に潜ってしまってボールを飛ばす力が半減します。ボールのそば、1cmくらいのところを打つようにします。
近くにピンがある距離のいらないバンカーショットだとこれが怖いのですが、とりあえずグリーンオンで良しと捉えてしっかり目に打った方が結果がいいです。
ジャッジをしっかり
もうひとつ大事なのが、雨は降り始めでまだ砂の奥まで浸透していないのか、それとも浸透しているのか、または前日からの雨で硬くしまっているのかをジャッジすることです。その状況を把握するだけでもショットが成功するか否かを分けることになります。
硬いバンカーとの違い
別なパターンとして、砂の入っていない硬いバンカーに遭遇することがあります。
この場合は硬いので、雨で締まったバンカーと違って、ボールの手前を打っても下にもぐってしまうことがなく、逆にバンスが跳ね返ってトップの危険性があります。
硬いバンカーと雨で締まったバンカーとは、対処法が違うということを覚えておく必要があります。
雨上がりと言っていますが、硬い砂にはかない有効なテクニックです。右手を上から被せるように握るか、右手の親指で強く抑えつけるようにインパクトします。
まとめ
雨の日、あるいは前日が雨だったときに硬く締まったバンカーでバンカーショットのコツについて紹介しました。
雨+バンカーというシチュエーションがあまりないだけに、そうなったときのために動画を見て準備をしておきましょう。それだけでもだいぶ違うと思います。