松山英樹選手がエリンヒルズゴルフコース(米国ウィスコンシン州ミルウォーキー)で開催された全米オープンゴルフで2位入賞しました。
全てのゴルフファンが期待するメジャー優勝は惜しくもなりませんでしたが、ドキドキさせてくれる試合を見せてくれて感謝ですね!
今回かんたろうが注目したいのは松山選手のパッティングについてです。
松山英樹、2日目最小ストローク65の影に宮里優氏の助言があった
初日のスコアは悪く、82位タイと出遅れた松山選手ですが、ホールアウト後に宮里優作選手のコーチとして帯同していた父・宮里優氏にパッティングの助言を受けました。
「なぜ?えーっ」と思うニュースですよね。
宮里優氏いわく松山選手は
「パターのグリップを握った状態で、そのまま手を開かせると、右手の平が(ターゲットラインよりも)右側を向いていた。バックスイングはまっすぐ引きたいけど、右に向いていたらインサイドに引く力が働く。これを強引にまっすぐ引くと、手首のテンションが変わってきて、ヘッドの動きもスクエア(まっすぐ)ではなくなってしまう。基本は常に、左手甲と右手の平が同じ方向を向いて、目を閉じて動かしても、ヘッドがスクエアに動く状況を作らないとダメということ」
出典:http://news.golfdigest.co.jp/news/pga/article/69263/1/
言われたことをすべてする訳ではないとしながらも、松山選手の2日目のスコアはこの日最小の65・7アンダー。次の日に明らかにパットが入っています。
「パターを握ったときに、左手の平に隙間があって、中の肉がよじれていた。その状態でストロークをすると、全体の中で必ずよじれが発生する。まっすぐ打っているつもりでも、そこにローテーションが入ったりする」
パターをアドレスして手を開けてみて、右手の平がスクエアになっていることが大切なんですね。思わずかんたろうも同じチェックをしてみます。藍パパにアドバイスを受けてみたいですよね。
松山英樹選手のパッティングスタイル
松山選手のパッティングスタイルは腰をどっしりと据えた、ちょっと風が吹いたくらいでは微動だにしない前傾の深いスタイルです。
ルーティーンで片方ずつ肩を回して、肩甲骨を固定するようにして、手ではなくて上体に固定して打っているように見えます。
体の太い筋肉でゆっくり押し出しているように感じます。
この打ち方だと振りかぶってからもスピードが変えられる感じがします。
だから1回も素振りしなくても打てるんでしょうかね。
これは緊張した場面でも、手が震えていても打てそうです。
スピード感あってのライン読み
松山選手がパッティングについて語っている貴重な映像です。
まず距離感、ボールのスピードを決めてから、ラインを読むことだそうです。
スピードが決まらないと、ラインも無数に出てきてしまうからだそう。
次のラウンドから実践したいです。
何回打ってもまっすぐ打てるように
何回打ってもまっすぐ打てるように、緊張していても崩れないような打ち方、スタイルを追求しているとのことです。
子供からの質問ですが、茶化さずに自分の思っている先端のことを真摯に語ってくれているところが好感が持てますね。
松山英樹選手のパッティングストロークを解説
松山英樹選手のパッティングストロークを深堀圭一郎プロが解説している動画です。
我々アマチュアは体重のポジション、ボールのポジション、グリッププレッシャー、自分のリズムをしっかりと掴む練習をすることが大切ということです。
松山英樹選手の使用パター
松山英樹選手の使用パターはスコッティ・キャメロン ニューポート2 GSSです。あまりこれ以外のパターを使っているのを見たことがありませんね。
スコッティ・キャメロン ニューポート2をカスタムオーダーしたいならこちらのサイトがおススメです。
カスタムオーダーが可能なスコッティ・キャメロン ニューポート2
まとめ
松山英樹選手のパッティングについてまとめました。ショットのすごさは誰もが認める松山選手。世界ランク4位(2位に浮上)ですからね。ゴルフファンを喜ばせてくれる日も近いのではないでしょうか。
松山選手だってパットに悩むのだから、我々アマチュアは入らなくても当然と言い訳しているかんたろうでした。