スコアカードはカートに揺られながらでも書き込めて、ラウンド後の集計も楽にできる方法で書きたいですね。
素早く必要なことを書き込めるアベレージゴルファー向けのスコアカードの書き方を紹介します。
どんな書き方がいいのか見てみましょう。
1.集計のしやすい書き方
スコアカードを書くときは、手早く書けて、集計もさっとできる方がいいです。
ホールアウト後のスコアの申告は人によってそれぞれ言いかたが違って、「ボギー」だったり「5点」だったりと戸惑います。
さらにカートに揺られて丁寧に書くことが難しいので、さっと書いても後で分かりやすいような書式で書くことがポイントになります。
1-1.わかりやすいように数字で書く
まずは打った数字をそのまま書きます。記号で書くこともできますが正しいスコアの書き方は数字で書く方法です。メンバーでハンディキャップの取得のためのスコア表の提出も数字で書きます。
1-2.パープレーに近くないと印だけの書き方は難しい
- イーグル ◎
- バーディ ○
- パー ―
- ボギー △
- ダブルボギー □
- トリプルボギー ×または+3
など印でスコアをつけることも可能なのですが、パープレーに近いプレーヤーでないとかえって分かりにくくなります。
印のほうが----○--△-などとスコアの凸凹が風景のように分かるため、イメージでとらえる上級者に向いています。
ただ、アベレージプレーヤーでは△□+3-△□△-のような表記になるので、かえってわかりにくいです。
パーは-、ボギーは1などの書き方もカートに揺られて書くと斜めの線になったりして、プレー内容を思い出せないうちは後で分からなくなります。
1-3.パーは○、バーディは◎で囲む
パーを取ったら自分でも、他のプレーヤーでも数字を○で囲みます。
そうすると、後で集計するときに○で囲まれたホール以外のオーバーパー部分だけを数えればいいので計算が早くなります。
バーディの場合は◎で数字を囲んで、◎の数の分だけマイナスします。
○や◎がハーフでいくつか並ぶと励みになるため、たくさん並べられるようにがんばります。
1-4.パーとの差を数える
5+6+4+7・・・などと全ての数字を足し算するよりも、パーとの差を1、2、3、4、5と数えていったほうが早く集計できます。
ハーフの集計では何オーバーかをまず書いて、それに36を足します。
1-5.記号で情報を付け加える
使っているスコア管理サービスによっては、平均スコアはもちろんのこと、パーオン率やフェアウェイキープ率、OB数、パット数、バンカーセーブ率などの詳しい指標を出すことができます。それを活用するために忘れないうちにスコアカードに必要な情報を記号で書きこみます。
- フェアウェイキープ率・・・ショートホールを除いた14ホールのうち、どれだけフェアウェイをキープできたかの数値 単位:%
フェアウェイキープ率を測るためには、ドライバーショットがフェアウェイにあったら○、
ラフなら-などと各ホールの数字の横に書き加えます。セカンドショットを打つ前に時間があればそのとき書くといいです。 - OB数・・・OBはボールが白杭を越えてしまった場合でout of bounds の略
OBを打ってしまったり、池ポチャしてしまったら数字の横に×を加えます。1回のOBで×、2回OBしたら××です。 - サンドセーブ率・・・バンカーに入ってしまっても、そこからどれくらいパーをセーブできるかを表す数値 単位:%
バンカーに入ったらBと書きます。 - 平均パット数・・・パット数÷18ホールの数値で表します。
パット数はグリーン上で、何回パターを打ったかを書きます。カラーからのアプローチはパターを使ったとしてもパット数には加えません。
スコアの右側にパット数を書く枠があります。
まとめ
手早く書けて、後から見ても分かりやすいようなアベレージゴルファー向けのスコアカードの書き方をまとめました。数字で書くこと以外は自由なので後から自分でわかりやすいように工夫して書いてみましょう。