横田真一プロの著書を読んだのをきっかけに「4スタンス理論」に興味が湧いて、グリップについて調べたのでまとめてみました。
すでに知っている方は復習のために、まだ知らない方はぜひ著書にてあなたのベストグリップを確かめることをおすすめします。
1.4スタンス理論のゴルフグリップであなたの最適な握り方を探す
4スタンス理論はフィジカルスーパーバイザーの廣戸総一氏が提唱する理論で、それをゴルフバージョンにして解説してくれているのが横田真一プロです。
4スタンス理論では人間の体のタイプを4つに分けて、それぞれそれに合った体の使い方があることを謳っています。
4つのタイプとはA1、A2、B1、B2に分かれていて、握りやすいグリップの形がそれぞれ違います。
パワーライン
まずタイプ別にパワーラインと呼ばれる力の入りやすいラインがあります。
グリップをしたときにそのラインを意識すると安定感のある力強いグリップができます。
A1タイプ
A1タイプは人差し指と中指が利き指で、指をメインにグリップします。
A1タイプのグリップのあてがい方
グリップは指に対して斜めに握ります。
A1タイプのグリップ
左親指はショートサム。
フックグリップになります。
A1タイプのプロゴルファー
- 片山晋呉
- 石川遼
- 松山英樹
- アダム・スコット
- ビジェイ・シン
- 古閑美保
- 上田桃子
A2タイプ
A2タイプは薬指と中指が利き指で、指をメインにグリップします。
A2タイプのグリップのあてがい方
グリップは指に対して直角ぎみに持ちます。
A2タイプのグリップ
左親指はミドルサム。
おおむねスクエアグリップに近くなります。
A2タイプのプロゴルファー
- 中嶋常幸
- 伊澤利光
- 宮里優作
- タイガー・ウッズ
- ベン・ホーガン
- 宮里愛
B1タイプ
B1タイプは人差し指と中指が利き指で、手のひらをメインにグリップします。
B1タイプのグリップのあてがい方
グリップは手のひらに対して直角ぎみに握ります。
B1タイプのグリップ
左親指はグリップのほぼ真上でロングサムになります。
ウィークにもストロングにも握れます。
B1タイプのプロゴルファー
- 青木功
- 藤田寛之
- 深堀圭一郎
- 中井学
- ローリー・マキロイ
- セルヒオ・ガルシア
- 有村智恵
B2タイプ
B2タイプは薬指と中指が利き指で、手のひらをメインにグリップします。
B2タイプのグリップのあてがい方
グリップは手のひらで斜めに握ります。
B2タイプのグリップ
左親指はロングサムからミドルサム。
4タイプのなかで一番フックグリップになりやすいです。
B2タイプのプロゴルファー
- 尾崎将司
- 丸山茂樹
- 池田勇太
- フィル・ミケルソン
- アーニー・エルス
- 横峯さくら
- 諸味里しのぶ
2.あなたは何タイプ
あなたが何タイプに入るかは著書や動画などで判断できます。
私はなんとなくB2タイプかなと思っていましたが、レッスンプロに診てもらったところはっきりとB2タイプと診断されました。
参考図書
まとめ
4スタンス理論のグリップについてまとめました。
あなたにとってしやすいグリップがあるので、ご自身を分類してみてください。
4スタンス理論を知ると今まで納得できなかったことが分かるようになります。
ボールを見るのはどこの部位がいいのか紹介している記事もご覧ください。