榛名の森カントリークラブ―群馬県高崎市―
はじめて榛名の森カントリークラブにお邪魔しました。
榛名山の中腹に位置している高原のゴルフ場です。帝王ジャック・ニクラウスの設計したコースでバンカーに特徴があります。
季節のよいときにきたら高原のリゾート気分が味わえます。
距離:7,054ヤード(未確認ですがバックティと思われます)
JGA/USGAコースレーティング:なし
グリーン:ベント
1.榛名の森カントリークラブのよいところ
榛名の森カントリークラブは高原にあり、春から夏にかけては気候がよさそうです。回りにうるさいものがないのでラウンドしていて本当に静寂が広がっています。クラブハウスも高原のホテルのようで、リゾート気分が味わえます。
コースは帝王ジャック・ニクラウスの設計でバンカーの形が挑発的です。グーグルアースで見てみるとよくわかります。
芝が洋芝でフェアウェイがふかふかしていて、苔の上でプレーしているみたいです。
あとお風呂が温泉です。
2.榛名の森カントリークラブのいまいちのところ
榛名の森カントリークラブのいまいちのところは、OB杭、ワンペナ杭がないところです。
ブッシュや林に打ち込んでしまったらワンペナで近くのラフから打つことができます。
これはローカルルールでスコアカードの裏表紙にきちんと書いてあるのですが、読まずにプレーして混乱してしまいました。白杭があったほうがわかりやすいですね。良くも悪くもルールを守ろうとする日本人気質だからでしょうか(笑)
その辺も自分で判断しなさいというジャック・ニクラウスの思惑かもしれません。または環境に配慮しているのかも。
このローカルルールはスコアカードに表記してあり、わざわざそこを表にしてスコアカードホルダーに挟んであるので気がつかないほうがいけないですかね。
3.クラブハウス
高原のなかにポツンとあるようなホテルを連想させるクラブハウスです。
クラブハウス内もまさにリゾートホテル風です。椅子もテーブルもシックな感じです。
アフタヌーンティが飲みたくなるようなお部屋です。
ジャック・ニクラウスのブランドのクラブが展示されています。今のマッスルバックの原流にあたるのだとか。
クラブハウスの外観も石造りのイメージでとてもきれいです。カートは電動式で運転するタイプのカートです。
4.練習場、練習グリーン
練習場は10ヤードの打席が10個ということで、期待しないで行ったのですが、すごくキレイにされた室内練習場でした。つくりがかっこいいです。
練習グリーンも2か所あります。この季節のグリーンとしては転がりがいいと感じました。
この気候にあった芝を選んでいるからでしょうか。
5.コース
18番グリーンから浅間山を眺めています。
コース全体は丘陵コースでいくつか谷越えがあります。
グリーンはベント芝なのですが、ドミネントという種類だそうです。転がりがいいです。
フェアウェイはケンタッキーブルグラスのなかのミッドナイト、チャレンジャー、スノーKBという3種の芝だそうで、苔の上を歩いているみたいです。
ジャックニクラウスのサインが刻まれた石があります。外国人のスタッフもいて、リゾート気分を盛り上げてくれます。
1番ホールのフェアウェイには1996年にジャック・ニクラウスがファーストラウンドセレモニーで放ったドライバーの到達地点に赤い旗がなびいています。
1番ホール。
この写真では見えませんが、打ちおろしたフェアウェイ左に赤い旗が立っています。
2番ホール。
このコースの特徴はなんといってもバンカーが燃える炎のような形をしているところです。
横から見るとわからないのですが、グーグルアースで上空からみるとよくわかります。
7番ホール。
この日は風もなく、温かい陽気で回るのも楽でした。
10番ホール。
ここは打ちおろしで浅間山に向かって打って行きます。
爽快です。季節のよいときに来たかったです。
写真はないのですが、池越えの17番ショートホールがなかなか面白いです。
6.難易度
初・中・上級者向け
ブッシュに打ちこんでも1ペナで近くから打っていいというローカルルールで、初心者の方にもやさしいゴルフ場です。この日はそこまで混んでいなくて待ち時間がほぼゼロでした。
まとめ
榛名の森カントリークラブは高原にあるリゾートゴルフ場です。帝王ジャック・ニクラウスに勝負を挑みたい方はぜひ挑戦してみてください。クラブハウスもゆっくりしたくなるような調度品ですし、お風呂は温泉です。ゴルフのプレー以外にも価値のあるゴルフ場だと思います。