みなさんラウンド中のドライバーはどれくらいの力感で振っていますか?
かんたろうは今までマン振りを10とすると、7くらいの力感で力を入れずに体重移動とインパクトの合わせで振っていました。
いわゆる「置きに行っている」というスイングです。
同伴のプレーヤーからは「軽く振っているのに飛びますね」とか「軟らかいスイングですね」とか言っていただき、自分のなかでもこれでよいと思っていたのですが、最近意識が変わりました。
今は9くらいの力で飛ばそうとして振っています。
1.世界のスイングはマン振りへ
雑誌ゴルフダイジェストの記事で片山晋吾プロがオリンピックに出場したときに、ジャスティン・ローズにドライバーで80ヤードも置いていかれ、「世界のスイングがここ数年で変わったと感じた」ということを読みました。世界のトッププロはトレーニングで体を作りこんで、手も腕も目いっぱい使って全身で力んでドライバーをマン振りしているのだそうです。それでも曲がらなくなってきたのはクラブとボールの進化もあるとのことでした。
かんたろうは世界と戦っているわけではありません。
というか自分と戦っているだけなので、自分が満足できればいいのですが、なぜか心に火がつきました。
2.ドライバーをマン振りする利点ってあるのか?
ドライバーを思い切り振れば10~20ヤードは違ってきます。
あとはコントロールの問題ですが、グリップの隙間を無くしたり、アドレスの手順やポスチャーに気をつけて打ち出しの方向やボールの左右のぶれもそれほど気にならなくなってきました。
レギュラーティーでラウンドするのであれば230ヤード飛べばOKで、逆にそれ以上飛ぶとドッグレッグやフェアウェイがなかったりするホールもあって不利になるケースがあります。
10ヤード余計に飛んでもそれほどメリットがないし、力んでOBや林の中へ打ちこむリスクが高まるのならそのほうがスコアが悪くなります。
でも20ヤード余計に飛ぶようになるとメリットがあるなと思い始めました。
20ヤード違えばアイアンの番手が2つ下がります。
例えば5番アイアンなら7番アイアンに、7番アイアンなら9番アイアンに、9番アイアンならピッチングウェッジにというようにです。
アイアンが2番手かわるとグリーンオンもずいぶん楽になってきます。
いいスコアを出すにはこれもポイントのひとつだと感じました。
3.ドライバーをマン振りして20ヤード飛距離を伸ばす方法
ドライバーの距離を出すのにあたってのポイントを上げてみました。
3-1.ディスタンス系のボールを選ぶ
現在のボールは3種類あります。
ディタンス系、ウレタン・ディスタンス系、スピン系です。
一番距離が出せるのがディタンス系のボールで、表面のカバーが固く、中心のコアは軟らかい2層構造で打つとパチンとはじく感じがあるのが特徴です。芯をとらえればスピン系よりも10ヤードほど飛びます。
スピンがかかりにくいために、左右の曲がり幅も少ないです。
一番曲がるスピン系のボールと比べると、なんと最大で20ヤードも差があるそうです。
20ヤード違えばOBかそうでないかの違いがありますよね。まだドライバーを横にはずしてしまうことがある人にとっては大きいと思います。
ディタンス系のボールはアプローチでのスピンはかかりにくいので、ピタッと止めるアプローチをしたい人には向いていません。
3-2.曲がりにくいドライバーを選ぶ
ホットリストや購入サイトのクチコミ、雑誌の企画、店員さんのすすめなどからミスヒットに強く曲がりにくいドライバーを選びます。
私はキャロウェイのXR16ドライバーを使用していますが、以前よりも曲がるミスが減っているように感じます。
ワッグルONLINEの記事でもスイングスピードやどちらに曲がりやすいかでオススメのドライバーを紹介しています。
2015年のものですがまだ十分いけます。
評価の高いホットリストのなかでさらに順位をつけたのがGDOのこの記事です。最新のドライバーを評価しています。
ここの評価から、どんなプレーヤーに向いているかというところで
- 左右どちらにも曲げてしまうゴルファー
- 球をつかまえたいスライサー
- 曲げずに直線的に飛ばしたいゴルファー
など、まっすぐ打ててミスに強いというキーワードが入ったものがいいと思います。
お値打ちな値段で探すならゴルフパートーナーやGDOで中古の販売があります。新品は高すぎると感じる方はこちらでも十分よいものが選べます。
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GDOゴルフショップ ドライバー中古クラブ
追記:かんたろうはXR16を購入しました。それについての記事はこちらをご覧ください。
3-3.準備運動をしっかり
ラウンドの日は朝起きたら15分くらい布団の上でできる楽なストレッチからはじめます。
ゴルフ場についても体操をしてから練習に入ります。
この体操で筋肉や関節をしっかりとゆるめられるかでその日の調子が決まります。
3-4.軽いストレッチをラウンド中も
かんたろうの場合は、ラウンド中に急に打てなくなるときは、決まって体前面の筋肉のつながり感がなくなった時なので、オリジナルのストレッチをします。アキレス腱を伸ばすような体操に見えますが、下腹と太ももの前方を伸ばしています。みなさんも自分の調子のよくなる体操を見つけてみましょう。
3-5.ティーは低めの物を用意する
強く振ってくると、遠心力で腕も引っ張られてヘッドは低い位置を通ります。
いつもよりも少し低めのティーのほうがヘッドが下をくぐってしまうことを防げます。
長さが固定されているティーを使っている人はひとつ下のサイズを用意しましょう。
かんたろうはDAIYA GOLF エアロスパークティーのエキストラロング(49mm)を使っていましたが、思いっきり振りたい日はロング(39mm)を使用しています。レギュラー(29mm)もあるようです。
3-6.軸を右へ傾ける
かんたろうのイメージでは体の軸はどの番手でも傾けないのですが、ドライバーを高い弾道で飛ばしたいときは上体だけ右へ傾けて、レベルからアッパーブローに振れるようにします。ボールを真横から見るようなイメージです。
ボールが高く上がるので、ただ真っ過ぐに遠くへ飛ばしたいときに意識して行います。
3-7.左手のグリップは隙間なくしっかり
左手をグリップするときに手のひらとグリップのとの間に少し隙間があると、インパクトでぶれてボールが安定しません。隙間なくしっかり握れることがマン振りのインパクトでもぶれないコツです。
にまとめています。
3-8.スライスを無くす
ドライバーを強く振るとどうしても出てくるのがスライスです。
ここぞというときのスライスをなくすために考えたのが、ドライバーがスライスする8個の原因とその対策です。
一度目を通してください。
3-9.手で振らない
これまでのスイングとは別の感覚ですが、腕を振らない感覚でスイングする方法も見つけました。ゴルフでは足と膝と腰をはじめからひねっておくとよく飛ぶでは下半身のひねり戻りの力で飛ばす方法をまとめています。
まとめ
ドライバーをマン振りして飛距離を伸ばす方法を紹介しました。
ドライバーを精度よくマン振りするにはひとつひとつのことを気にかけて、芯を捉える確率を上げていくことが重要です。気になったことは付け加えて飛距離アップをして、セカンドショットを楽に打てるようにしましょう。