「バンカーを越えてぴたっと止るボールが打ちないな~」というシュチエーションで、かっこよくロブショットを打ちたいのなら60度のウェッジがいいですね。
60度のウェッジはかんたろうとしてはロブショット以上に60ヤードのフルショットが打てることに魅力を感じます。
またフェースをあまり開かなくても高い玉筋のアプローチが打てるのがいいと思います。
1.60度のウェッジのフルショットは60ヤード
かんたろうは60度のウェッジを残り60ヤードのときのフルショットに使っています。
よく60度のウェッジでのフルショットは距離感が難しいと書かれた記事を見ますが、かんたろうには簡単に感じます。クラブがそう思わせてくれているのでしょうか。
愛用しているウェッジはフォーティーンのD-030Hwでロフトは61度です。
初心者用で買いましたが、ずっとこれを使っています。
これのいいところはフルショットしても60ヤードまでしか飛ばないし、ミスしても50~60ヤード飛ぶのです。ですから60ヤードが残ったらD-030Hwの一択です。バンス角は4度ですがソールが幅広く、やさしいクラブです。
フルショットの方が安定
以前は60ヤードの距離を56度のクラブで振り幅や力加減を調整して打っていたのですが、距離がぴったり合わなかったり、ゆるんでダフったりしていました。
61度のウェッジを持ってから、すごく楽になりました。残り60ヤードになったらグリーンオン確定(ほぼ)と考えられるようになりました。
藤田寛之プロが「試合では50ヤードは残さない」というコメントを見たことがありますが、フルショットできない距離はプロにとっても少なからずリスクのある距離です。一般ゴルファーもできるだけフルショットできる距離を残すのがセオリーで、そこをクラブ選択で埋めていくことが大切だと考えています。
距離の隙間をクラブで埋めるという考え方で行きついたウェッジの本数を5本にするという方法も有効です。
2.アプローチでは止めたいときに使う
60度のウェッジではピッチ&ランではキャリー7:ラン3くらいのイメージで使っています。ですがピッチ&ランでのアプローチのときは止り過ぎてしまうのであまり出番はないです。
ピンがグリーン端にあって、ボールを上げて止めたいなと感じるときに使っています。
30ヤードくらいのアプローチでもフェースを開かなくてもある程度あがってくれるので、楽です。
さらに上げて止めたいと感じるときは、フェースを開いてボールの下をスパッと切るようにしています。
3.ロブショットの打ち方
ポイントはフェースを開いて、地面とほぼ平らまで開きます。
足を大きく開いて、ややオープンスタンス、膝を曲げ、クラブをフラットに振れるようにします。
アマチュアの場合はここまで強く振るとトップしてグリーンオーバーのリスクも大きいと思うので、グリーンにオンすればいいと考えるなら普通のアプローチの打ち方で十分に乗せることができます。
4.60度のウェッジの選び方
かんたろうの考えとしては60度のウェッジを選ぶ時はフルショットしたらどれくらい飛ぶかが一番重要だと思います。アマチュアでは50~70ヤードだと思いますが、これがアプローチとして苦手な距離を埋めるように選ぶのです。いつも失敗してしまう距離がこの番手をもってフルショットできれば簡単だと思えることが大切です。
あとは構えた感じでボールを運べる感じがあるか、自分のスイング軌道に合っているかなど実際に試打して確かめてください。
60度のウェッジを使ってスピンをかけてピタッと止めるアプローチの打ち方はこちらの記事にまとめています。
まとめ
60度のウェッジはロブショットを打つ他に、フルショットで打てる距離を埋めるクラブとして考えましょう。